1958  新人賞 (昭和33年)

32  国展 

入選作に再度手を入れてイメージを180度転換した

受賞作品  200号油絵 

 
私の母はアトレエの出品作品を見て「これ なにがきゃあたるの」と聞いた事は一度もなかった。
 「わしよ〜これが一番好きだぎゃあ」と云った作品が決まって入選いていた。これもそうだった。


200号キャンバスは天井ぎりぎるに納まり壁画を描くみたい。

1957年 第31回展 入選作品 200号油絵 


建設と崩壊

作品はサインした時点で一人歩きする。
'58 受賞作品が新聞の作品批評で、建設的なエネルギーが迫る力作・・・と
あったが、自分のイメージは'57作がそうであって、受賞作は崩壊をイメージしたものだった。
自分と同イメージで見る人、180度の違いで評価する人、作品との出会いの時によりイメージが
異なる事がある。したがって私は、この作品はこうだと説明や、言い訳はしない。
作品は見る人が評価するもの、作品と出会った人が新しい何かを生み出す。
それが夢であり、そこから新しい文化が生まれる。